9月24日(日)青森県南部町「モーターランドSP」にて「東北ジムカーナ選手権 第7戦 ブリジストンカップ」が開催され、この大会にスピードマスターのエンジンオイル類をご使用され参戦された工藤選手の参戦報告です。
開催日:9月24日(日)
開催場所:青森県南部町「モーターランドSP」
イベント名:東北ジムカーナ選手権 第7戦 ブリジストンカップ
天候:晴れ
コンディション:ドライ
参加クラス:PN3 class
ドライバー :工藤典史選手
エントリー名:YHwmxITOスピードマスター スイフト
エンジンオイル:スピードマスター PRO RACING 5W-30
工藤選手参戦リポート
今年はタイヤ的にメーカー別ポテンシャルとしては苦境の全日本選手権同様、地元の東北選手権も全く同じ状況ではあるものの東北PN3クラスはシリーズランキング上に3台のスイフトスポーツが居て、上位陣2台はBSタイヤで自分だけがYHタイヤ装着という中、とにかく劣勢状況でも諦めず挑戦しようと考えた今シーズン。
2週間前の東北選手権第6戦に秋田ラウンドに出場した際、夏日のドライ路面ならばADVAN NEOVA AD09でも勝負出来る手応えを得た3位入賞であった為、怯まずに最終戦第7戦に挑んだ。
任意参加の前日練習会から参加し、タイヤと路面グリップの感触を掴むが、想像以上に好感触であった事から、ショック減衰の微調整とタイヤ冷間&温感の感覚だけ確認する走行4本とし、翌日の体力温存に備えた。
何しろ3時起床で300km移動の疲労も配慮の戦略。
今回のPN3クラスは全7台でクラス車種はFR車のトヨタGR86、FF車スズキスイフトスポーツとミニクーパー6ATという状態。
コース設定がストレート区間が少なく、常にコーナリングしている状況はFR勢優勢でFF勢不利か?と思えた初見だった。
エンジンオイルは4週間前の全日本で交換していた信頼のスピードマスターPRO RACING 5W-30から、今回は贅沢に新油にさせて頂いた。
自分としては今シーズン最後の東北地区戦決戦で、その結果によって年間表彰対象のシリーズ6位以内のポイントを獲得できる可能性があった為にこの選択。
全日本戦同様に新油を注ぎながらマシンに念を送ってコンセントレーションを高めた。決勝当日は突然の肌寒い朝から第一ヒートはコース一の部は日陰低温ありの中でアタック。
前半は予想通りタイヤグリップ厳しい区間は無理せずに攻めて、その場の中間タイムとゴールタイムはベストタイムであった。
しかし最終ゼッケンのチャンピオン巻口が実力通りベストタイムを更新して第一ヒートは2位で折り返す。
彼は以前ZC32Sスイフトやデミオなど、コンパクトFF車のベテランでありクレバーで速い定評がある。第二ヒートは気温上昇で各車タイムアップ勝負の中、ミスが無ければ必ずタイムが上がると信じてアタックした結果、自己タイムは0.2秒更新は出来た。
しかし第一ヒート時点で1位に2秒差の大差となっていたので、順位としては変らず。
そして後続にもタイム破られる事も無く、2位入賞となった。
今シーズン最上位の結果はとても嬉しく、1位とのタイム差も現状だと妥当と受け止めた。
そしてシリーズポイント順位はこの結果でシリーズ6位の年間表彰圏内に入り込み、苦しいながらも最低の結果は残せたと振り返る。次回は全日本第8戦は鈴鹿南ラウンドで遠征700㎞と、北に300㎞の翌週から積算すると1000㎞の展開にはなるが、自分のベストを尽くす事だけ考えて最後まで戦います。
今後もご支援を応援をよろしくお願い致します。