D1 LIGHTS Rd.3 BIHOKU
前回のRd.2「日光サーキット」から約1ヶ月後の9月5日(土)6日(日)に、中国四国地区で屈指の人気を誇り、多くのドリフト地方大会も開催されている「備北ハイランドサーキット」Bコースにて「2020 D1ライツ Rd.3 備北」が開催され、スピードマスターの油脂類をご使用いただき参戦された塙選手の参戦報告お届けします。
●#35 塙 彰拡 選手
チーム名:BUY NOW JAPAN SPEEDMASTER(スピードマスター) VT
マシーン:FactoryHANAWA RX-7
エンジンオイル:スピードマスター 「RE TUNING 7.5W-55」RX-7 ロータリーエンジン専用設計
ミッションオイル:スピードマスター「Racing gear 80W90」
デフオイル:スピードマスター 「Racing gear 140」
D1LIGHTS 第3戦 BIHOKU ラウンドに参戦してまいりました。
備北ハイランドサーキットは関東にはない右コーナーが審査区間となるレイアウトです。 今大会では最終コーナーからのドリフトが必須であり、進入時のアウトゾーン1、旋回時のアウトゾーン2、2コーナーインクリップのゾーン3、合計3つのゾーンが設けられ、それらを通過しなければ減点の対象となります。
前日より現地入りし、練習を行い走りの組み立て及び車両のセットアップを実施し小さなトラブ ルはありましたが問題なく当日を迎えることが出来ました。
<単走 1 本目 96.5 点>
走りの組み立ての計画通りに最終コーナーをしっかりドリフトして車体を安定させフェイントから進入まではおおよそ組み立て通りであったが、進入後に車体が安定せずアクセルオンが遅れ若干のフラツキがが発生。ゾーン1~3はしっかり通過するも全体的にライバルのスコアが高かったこともありボーダーには若干届かない点数となった。<単走2本目 スピン>
1本目の点数の傾向から走りをより進入の鋭さと角度の大きさに寄せた組み立てに変更することとした。練習時よりフロントの足がうまく転がらずラインが小さくなる or スピンの傾向があり対策しきれていなかったのだが1本目の点数とライバルのスコアを見比べ、リスクがあるもののよりハイスコアが期待できる組み立てにシフトしました。イメージ通りに1本目に対して鋭い進入と大きな角度の走りとなったが、懸念していたフロント の引っ掛かりが発生し走りで修正を試みるもゾーン3手前でスピンし予選敗退となりました。
<総評>
練習、本番共に非常に冷静に走ることがチームのサポートのおかげで出来ましたが結果に紐づかせることが出来ませんでした。 今回のラウンドでは今までのテストでは顕在化しなかったフロント周りの問題が顕著に表れ、それを現地で修正することが不可能かつ、ドライバーとしても本来のポテンシャルを活かしきれる走りが出来ず非常に苦しい戦いとなりました。しかしセットを変更しながら練習ヒートをこなすなかで多くのデータを入手することが出来まし たので次戦までに車両をアップデートさせ、ドライビングもさらに磨きをかけ決勝トーナメント進 出及び上位入賞を目指して行きたいと思います。