FDJ(フォーミュラドリフトジャパン)第4戦 スポーツランドSUGO
【開催概要】
日時:令和5年7月21日〜23日
大会名称:FORMULA DRIFT JAPAN 第4戦
会場:宮城県 スポーツランドSUGO
優勝:末永直登 選手 準優勝:蕎麦切広大 選手 3位:ケングシ 選手
●参戦体制
・チーム :T’s square with GOODRIDE DGR
・車両 :eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・ドライバー:塙彰拡選手
・エンジンオイル:スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】
去る7月21日から23日にかけてスポーツランドSUGOにて開催された、FORMULA DRIFT JAPAN 第4戦に参戦してまいりましたので、ご報告いたします。
第3戦よりリアの足回りのジオメトリーの見直しを行い、より『勝利』を意識したセットアップで臨むことができました。
ドライバーとマシンのマッチングも高まり、自信を持って走行することができました。
単走予選を1本目、2本目共に78ポイントを獲得し、16位で上位通過することができましたが、ベスト32での対戦において車両トラブルにより敗退しました。
その結果、21位で第4戦を終え、シリーズランキングは25位となりました。
7月21.22日 練習走行
シリーズ前半戦から得られたデータを基に走行の組み立てを行い、途中セットアップの変更を行いつつ、順調に走行を重ねることができました。途中で燃料系統に不具合が生じるものの、すぐに原因が特定でき、影響なく走行することができました。
走行を重ねるごとにキレが増していき、自信を持って単走予選に臨むことができました。
7月22日土曜日 予選走行
予選走行1本目
路面:ドライ 78ポイント
車両のセットアップも決まっており、ドライバーも気持ちの余裕を持って走行することができました。
ゾーン2から3にかけてイメージ通りとはいかなかったものの、伸び代を残した状態でボーダーを超えた走行となりました。
予選走行2本目
路面:ドライ 78ポイント
1本目のポイントを更に伸ばすため、攻めた走りを意識いたしました。進入位置と角速度の調整とゾーン2から3へのアプローチを修正することで80ポイント超えを目指しました。
その結果、全体的にレベルの高い走行とはなりましたが、ゾーン1,3においてオーバーランをしてしまい減点となってしまいました。
その結果、1本目と同じ78ポイントとなりました。
その結果、16位にて予選通過し、翌日の決勝トーナメントへ進出しました。
7月23日 決勝トーナメント
・ベスト32
ドライ
同じGOODRIDEタイヤを装着する田中選手との対戦となりました。進入と旋回中のポジショニングをイメージトレーニングをして対戦に臨みました。
ですが、走行1本目の加速途中にドライブシャフトが破損。
5分間ルールを適用し修復を試みましたが、修復を完了することができず、リタイアとなりました。
そのため、ベスト32で敗退し、21位となりました。
【DRIVER’S COMMENTS】
これまでのシリーズ前半戦では予選通過やベスト16進出など、着実にステップアップしてきたと感じています。
その中で追走での「勝利」の経験がなく今回はより攻めたセットアップとドライバーの意識改革を行い、より良い戦績を掴み取りに行こうとチームで結束していました。
結果としてはベスト32でリタイアとなり、非常に悔しいラウンドとなりましたが、チームとしては各々の役割を再確認できる重要なラウンドになったと思っております。
残る2戦ではチーム一丸となり勝利を掴み取れるようできうる努力を行ってまいります。
引き続き T’s square Racing Teamと塙彰拡の応援をよろしくお願いいたします。
【総 括】
今大会はベスト32にて車両トラブルで敗退するという悔しい結果となりました。
その中で単走予選を16位の上位にて通過できたことは一つの良い結果出会ったと感じております。走行を重ねるごとにチームとしてレベルアップしていることを実感できるラウンドとなりました。ですが、同時にまだまだ壁は高いと実感いたしました。
その壁の先にある勝利を掴み取るため、ただひたすらに、貪欲に努力していきたいと考えております。
’’常に考え、実行し、成長する’’
皆様に最高のドキドキとワクワクをお届けするために我々は邁進して参ります。
引き続き T’s square Racing Teamと塙彰拡の応援をよろしくお願いいたします。