FDJ (フォーミュラードリフトジャパン）Rd.5奥伊吹
●レース情報
・イベント名：FOMULA DRIFT JAPAN
・日程 ：2023.8/18(金)～8/20(日)
・会場 ：グランスノー奥伊吹
●参戦体制
・チーム ：T’s square with GOODRIDE DGR
・車両 ：eternal SPEEDMASTER Z4 (BMW Z4)
・ドライバー：塙彰拡選手
・エンジンオイル：スピードマスター F1 PRO RACING SPECIAL【10W-60】
●FDJ Rd.5 OKUIBUKI
シリーズ全6戦で争われるFOMULA DRIFT JAPANの第5戦。
今回開催されたグランスノー奥伊吹はこれまでJIDCやFDJ2で走行経験のあるサーキットではあるが、FDJレイアウトでの走行は初めてかつ、他のFDJが開催される国際サーキット等とは異なり、峠道のように狭く上り坂で比較的小さなRで構成されるレイアウトであることから、シリーズ前半戦でアップデートを重ねてきたZ4がテクニカルなレイアウトでどこまで通用するかを測る上で重要な一戦でもあった。
FDJでは練習走行本数は二日間で12本と限られており、初日で8本走行してその中で単走本番に向けた走りを組み立てることとした。
初走行のレイアウトということもあり最初の数周では上り坂となっている加速区間から進入~ゾーン1のアプローチに苦戦するもアライメントやファイナルギアの変更により練習の終盤には現状の車両セットアップとバランスを取った走行プランを立てることが出来、翌日の単走予選に向けて準備を進めることが出来た。
【予選】
●1本目 ： 75点
練習での注意点としていたイニシエーションが手前になりゾーン１へのアプローチが強引とならない様に意識してスタート。
イメージ通りに進入しゾーン1~2を通過、ゾーン3では若干の脱輪もあったが全体としては非常に良い纏まりの一本となったが点数が伸びず非常に2本目へのアプローチを悩まされる一本となった。
●2本目 ： 0点
1本目の他選手の走りからよりパッション重視な進入スタイルの方が点が伸びやすい傾向が見られたため、基本的な走りは変えないが進入のメリハリのみ出すことで点数を上げることを意識した。
スタート直後に若干、タイヤのグリップ力が想定より低いことを感じたが、気にせず進入すると思ったよりも素早く角度がついてしまったため、ゾーン１への距離感が合わず左足ブレーキを使い調整するが走りの構成が崩れてしまい、以後のゾーン２～３が特に乱れる走りとなってしまった。
結果としてゾーン１でのフラツキが原因と思えるがスコアは０点と非常に悔しい結果となった。
【総括】
✓予選 ：37位
✓シリーズランキング ：30位
今回は残念ながら予選敗退となってしまい、応援いただいているスポンサー様、ファンの皆様に非常に申し訳ない結果となってしまいました。
初めて走るコースを攻略しきることが出来なかったのですが、選手として奥伊吹を走った経験のある高木監督からのアドバイス等も含め、チーム一丸となり走りをアップデートは出来ていただけに、ドライバーの実力不足とスコアに対する研究の甘さにが明らかとなったラウンドであると感じました。
早いもので2023年シリーズの戦いも残るは最終戦の岡山国際サーキットのみとなってしまいました。
今シーズン関わって頂いた皆様へ良い報告が出来るよう、必死に練習を行い、戦略も立て直して最終戦に挑みたいと思っておりますので、引き続き、塙 彰拡の応援をよろしくお願いいたします。
